慢性疲労症候群の症状や治療法

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慢性疲労症候群

 

 

慢性疲労症候群とは?

慢性疲労症候群とは、日常生活に支障をきたすほどの強い疲労感などが
半年以上続いている状態のことをいいます。

慢性疲労症候群では、全身の倦怠感、疲労感、微熱、頭痛、関節痛、睡眠障害などの
体の症状や、記憶力や集中力の低下、気分の落ち込みなどの精神症状もあらわれます。

検査をしてもはっきりと異常が見つかれないことが多く、
微熱や頭痛の症状から「風邪」と診断されることもありますし、
風邪と共通の症状が消えたあとは「自律神経失調症」と診断されることもあります。

 

慢性疲労症候群症状

慢性疲労症候群になると、体の症状や精神面の症状があらわれます。

慢性疲労症候群の体の症状

全身の倦怠感、疲労感、微熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、のどが赤い、
首やわきの下のリンパ節の圧痛(押すと痛い)、睡眠障害(不眠)、低血圧、
胃腸の調子をくずしやすい、光や音に過敏になる、暑さ寒さがつらい、など。

 

慢性疲労症候群の精神面の症状

気分の落ち込み、集中力の低下、記憶力の低下、うつ状態、など。

 

慢性的に疲労を感じる人は、ストレス社会の現代においては珍しくありませんが、
慢性疲労症候群の発症率は、1,000人に2〜3人程度と言われており、
大部分の方は、慢性疲労症候群ではないようです。

また、慢性疲労症候群の症状の影に、甲状腺疾患、肝臓がん、子宮がん、うつ病などの
他の病気がかくれていることもあります。

 

慢性疲労症候群原因

慢性疲労症候群の原因ははっきりとは解明されていません。
風邪のような症状から始まった患者が多いため、ウィルスとの関連も考えられましたが、
感染症とするとつじつまの合わない部分も多いのです。

そこで最近では、「ストレスの影響」が大きな原因とも考えられています。

 

ストレスを受けると、様々なホルモンのバランスが崩れます。

また、ストレスは自律神経も乱すため、心身の緊張が長く続く状態になってしまい、
リラックスさせて体の疲れや不調を回復する神経が、はたらきにくい環境になります。

自律神経とホルモンバランスと免疫系は、密接な関係にあり、
自律神経とホルモンが乱れた結果、免疫系にも悪影響が出ます。

この悪循環によって、体から脳に伝える神経伝達物質が減り、
脳の細胞が変調をきたして、異常な慢性的な疲れを感じると考えられています。

 

ちなみにストレスとは、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスだけでなく、
暑さ寒さや騒音などの不快感や、さらには、栄転、昇進、進学、結婚、引越など、
イヤなことか楽しいことかは全く関係なく、心や体に起こる変化や刺激の
あらゆるものを「ストレス」と呼んでいます。

 

慢性疲労症候群治療法

慢性疲労症候群の治療法はいまだ確立されていません。

内科的な治療として、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)という漢方薬や、
ビタミンB12、ビタミンCなどを投与されるケースが多いようです。

症状によっては、痛みには鎮痛剤を、うつ状態には抗うつ剤、睡眠障害には睡眠薬、を
投与するケースもあり、肉体的・精神的な安静状態も大きなポイントとなります。

 

とはいえ、「薬はなるべく飲みたくない」という方も多いでしょう。

鎮痛剤などは、自律神経を交感神経優位(体の緊張状態)にするものもあります。
交感神経にすれば、体の修復が遅くなる代わりに痛みを感じにくくはなりますが、
体をよい方向へ向かわせるのではなく、一旦マヒさせているようなものです。

仕事や学校を休んで体を安静にしていても、心にストレスを感じたままでは、
体は緊張状態であり続けるため、疲れや不調の修復は進みません。

イヤなことだけでなく、実に幅広いものがストレスを与えていることを考えると、
普段の生活でストレスを減らす、というのはそう簡単ではないでしょう。

 

ストレスによる自律神経の乱れが慢性疲労症候群の原因の1つであるならば、
自律神経の乱れを改善することができれば、体の修復は進んでいきます。

 

大切なのは、「体を修復する副交感神経」を優位にすること。
そこで、副交感神経を活性化して、慢性的な疲労をやわらげる方法を紹介します。

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